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ステンレス鋼の基礎知識~腐食とその防止

ステンレス鋼とは

定義:
耐食性を向上させる目的で、CrまたはCrとNiをFeに含有させた合金。
一般に、Cr含有量が約11%以上の鋼のことをステンレス鋼という。

歴史:
19世紀後半から20世紀初頭にかけて ヨーロッパで研究が進む(英のファラデーらが研究)。
ドイツの会社が軍事用として開発・実用化。


ステンレスの種類



Fe-Cr系の特徴



Fe-Cr-Ni系の特徴



ステンレス鋼の機械的特徴




ステンレス鋼が錆びない理由




ステンレス鋼が腐食する原因




ステンレスが原因で鉄腐食が加速

・水中(海水中)や土中において、 ステンレスと鉄が接触している場合、異種金属接触腐食が進行する
・鉄筋コンクリート構造物内での 鉄筋との接触等でも発生する



ステンレス鋼が用いられているところ

鉄道車両
鋼製車両に比べ、腐食を想定した厚みが不要のため、30%ほどの軽量化が可能
優れた耐食性で塗装が不要
溶接による粒界腐食対策として、炭素含有率を 下げたものを使用する

パイプライン
メンテナンスが楽で、ライフサイクルコスト削減が見込めるため、給水管や空調管など幅広く用いられる

水門
常時海水や淡水と触れ合う厳しい環境下にも、耐海水ステンレスを使用することで対応できる(Cr増やし、Moを加える)