技術情報

異物問題に対するソリューションの提案(電池材料)

1.その電池材料はショートを起こしませんか?

リチウムイオン2次電池等の電池材料からの微小金属異物除去の必要性が高まっています。これは、発火による人身事故の防止や生産効率の向上の為に不可欠とされるからです。最近は従来機で解決出来ない問題が多く持ち込まれています。

発生する問題 解決すべき課題
異物があるとショートを起こし火災や人身事故につながります ・45μm以下の異物を除去しないと返品・出荷停止となる。
・機器誤作動など発生すると大惨事になりかねない。
・従来の機器は汎用機なので微小金属異物は除去できない。
クレームが発生すると多大な損害になりかねません ・45μm以上の異物がある事でクレーム・損害賠償となる。
2006年にD社・A社・R社・F社のノートパソコンのS社バッテリー発熱・発火事故の回収個数は960万個、回収費用は約510億円となった。
材料費が高いのでロスが多い事でコストが上がります ・異物があると除去する際にロスが出るので高い材料を無駄に捨てる事になる。
・シャフト摺動部や空気輸送配管等の磨耗による異物の発生源を抑える必要がある。


2.異物問題を解決するには異物除去の方法や発生源対策が有効です


[原料段階の対応例]





[ペースト段階の対応例]





[セパレータ段階の対応例]



3.原料段階での微小金属異物除去が不良率を下げるのに有効です

弊社の微小金属異物除去システムが「分散・凝集・除去」を行う事で 細かい異物を除去します。



4.微小金属異物除去システムの概要

電子材料業界においては、製品の小型化・高効率化が進むにつれ、 異物除去に求められる水準は高くなっています。 できる限り粒径の小さな異物まで徹底的に除去したいユーザー様のご要望に応える、 弊社の最新鋭システムとその開発ノウハウ・エンジニアリング技術です。



5.弊社提案により問題が改善された実績

<主要顧客>
・大手電池工業会社 A社様
・大手電池工業会社 M社様
・大手電池工業会社 P社様
・大手電池工業会社 J社様
・大手電池工業会社 T社様
・大手電池工業会社 S社様
・大手電池工業会社 HB社様
・大手電池工業会社 HM社様
・大手電池工業会社 SE社様
・大手電池工業会社 E社様
・大手電池工業会社 SB社様
・自動車メーカーT社様
他数社

問題解決例
課題 弊社提案 結果
負極ペーストの火災事故防止
極のショートによる 火災防止の為、45μm以下の微小金属異物除去が必要
45μmの異物を除去する為にライン条件に合わせ機器を専用設計 1台テスト的に購入して目標値をクリアーした事から全ラインに導入した事で安定供給とロス軽減が実現した
正極原料の微小金属異物対策
流動性の悪い粉体なので異物除去が難しい
除去しやすい環境(分散、凝集、除去)を作る事での効率向上 その後システム増設導入して異物問題が改善された事で取引量が拡大した